つらい肩関節周囲炎に!整骨院が推奨する原因別ストレッチで根本改善
ブログ監修者
あさば整骨院 江戸川台店
理学療法士 川畑僚汰
【保有資格】
理学療法士歴10年。総合病院(整形外科・脳外科・内科・心臓外科などのリハビリテーション)勤務経験あり。理学療法士以外にもロコもコーディネーターやファスティングアドバイザーなどの資格も持ち、医学的根拠をもとにした施術やトレーニング・食事指導を行い。その知識と技術を地域の講演会などを行い、広めている。
肩の痛みで腕が上がらない、夜中にズキズキと痛むなど、つらい肩関節周囲炎にお悩みではありませんか?この記事では、整骨院が考える肩関節周囲炎の主な原因を解説し、その原因に合わせた効果的なストレッチ方法をご紹介します。自己流のケアで悩む方も、本記事でご自身の症状に合ったストレッチを見つけ、痛みの軽減と可動域の改善を目指すヒントが得られます。また、ストレッチだけでは不十分な場合の整骨院での専門的なアプローチや、日常生活でできる改善策もご紹介します。原因を理解し、適切なケアを行うことで、つらい肩関節周囲炎の根本改善が期待できます。
1. つらい肩関節周囲炎の悩みに整骨院が寄り添います
「肩が上がらない」「服の着脱が痛い」「夜中にズキズキする痛みで眠れない」など、肩関節周囲炎のつらい症状に日々お悩みではありませんか。 日常生活のあらゆる場面で肩の痛みが伴い、家事や仕事に集中できない、好きなスポーツを諦めてしまったという方も少なくありません。 多くの方が「もう治らないのではないか」と諦めかけていたり、どこに行けば良いのか分からず途方に暮れていたりするかもしれません。
私たち整骨院は、そのような肩関節周囲炎でお困りの皆様に真摯に寄り添い、そのつらい症状からの解放を全力でサポートいたします。 単に痛みを和らげるだけでなく、なぜ肩関節周囲炎が起こってしまったのか、その根本的な原因を見極め、一人ひとりに最適な改善策をご提案いたします。
この記事では、肩関節周囲炎の症状や原因を深く掘り下げ、整骨院が推奨する効果的なストレッチ方法をご紹介します。 さらに、ストレッチだけでは解決が難しい場合の専門的な施術や、日常生活で実践できる改善策についても詳しく解説してまいります。 つらい肩関節周囲炎の症状を改善し、快適な毎日を取り戻すための一歩を、ぜひこの記事から始めてみませんか。
2. 肩関節周囲炎とはどのような症状か
肩関節周囲炎は、多くの方が経験する肩の痛みや動きの制限を引き起こす症状です。単なる肩の凝りとは異なり、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。ここでは、肩関節周囲炎がどのような症状で、どのような特徴があるのか、そして一般的に使われる「四十肩」や「五十肩」との関係性について詳しくご説明いたします。
2.1 肩関節周囲炎の主な症状と特徴
肩関節周囲炎は、肩関節の周囲に炎症が起こり、痛みや動きの制限が生じる状態です。初期には漠然とした痛みから始まり、徐々にその症状が強くなる傾向があります。
特に、以下のような症状が見られることが特徴です。
- 痛み:
- 安静にしていてもズキズキと痛む安静時痛
- 特定の動作で肩に強い痛みが走る運動時痛
- 夜間に痛みが強くなり、寝返りが打てない、眠れないといった夜間痛
- 可動域制限:
- 腕を上にあげる、後ろに回す、横に開くといった動作が困難になる
- 服を着替える、髪をとかす、エプロンの紐を結ぶなどの日常生活動作に支障が出る
- 肩の凝りやだるさ:
- 肩関節だけでなく、首や背中にかけても凝りやだるさを感じることがあります。
これらの症状は、炎症の段階や進行度合いによって異なり、大きく分けて以下の3つの時期に分けられます。
| 時期 | 主な特徴 | 症状の例 |
|---|---|---|
| 炎症期(急性期) | 強い痛みが特徴で、特に安静時や夜間に痛みが現れやすくなります。肩を動かそうとすると激痛が走ることもあります。 | 腕を少し動かすだけでも痛む、夜中に痛みで目が覚めるなど |
| 拘縮期(慢性期) | 痛みは炎症期より和らぐ傾向がありますが、肩の動きが著しく制限されます。関節が固まり、腕が上がらない、後ろに回せないといった状態になります。 | 服の着脱が困難、髪をとかす動作ができない、肩が固まって動かせないなど |
| 回復期 | 痛みや可動域の制限が徐々に改善していく時期です。しかし、適切なケアをしないと可動域が完全に回復しないこともあります。 | 徐々に腕が上がるようになる、痛みが軽減し、日常生活動作が楽になるなど |
2.2 四十肩や五十肩との関係性
一般的に耳にする「四十肩」や「五十肩」という言葉は、医学的には「肩関節周囲炎」と同じ状態を指すことが多いです。これらの名称は、それぞれ40代、50代で発症しやすいことからつけられた通称であり、特定の病名を指すものではありません。
肩関節周囲炎は、肩関節を構成する組織(関節包、腱板など)に炎症が起こり、痛みや可動域の制限が生じる病態の総称です。このうち、特に原因が特定できない特発性のものを、発症年齢から「四十肩」「五十肩」と呼ぶことが多くなっています。
つまり、四十肩や五十肩と診断された場合でも、その根本的な状態は肩関節周囲炎であると理解してください。年齢とともに肩関節の組織が変化しやすくなるため、この年代で発症する方が多いと考えられています。しかし、若い方でも、スポーツや特定の動作の繰り返しなどにより、肩関節周囲炎と同様の症状を発症することもあります。
整骨院では、これらの通称にとらわれず、肩関節周囲炎としての症状や原因を詳しく分析し、それぞれの方に合わせた施術やストレッチを提案してまいります。
3. 整骨院が考える肩関節周囲炎の主な原因
肩関節周囲炎は、単一の原因で発症するわけではなく、複数の要因が複雑に絡み合って引き起こされることが少なくありません。整骨院では、お客様一人ひとりの身体の状態を詳細に確認し、根本的な原因を見極めることを重視しています。ここでは、整骨院が特に注目する主な原因について詳しくご説明いたします。
3.1 姿勢の歪みや猫背が引き起こす肩関節周囲炎
現代社会において、デスクワークやスマートフォンの長時間使用など、日常生活における姿勢の悪化は肩関節周囲炎の大きな原因の一つと考えられています。特に猫背の姿勢は、肩甲骨の動きを著しく制限し、肩関節に不自然な負担をかけ続けます。
猫背になると、肩が前に巻き込まれ、胸郭が狭まります。これにより、肩関節を構成する腱や筋肉が常に緊張状態に置かれ、血行不良を引き起こしやすくなります。また、背骨や骨盤の歪みは全身のバランスを崩し、結果として肩関節への負荷が増大し、炎症や痛みに繋がりやすくなるのです。
3.2 インナーマッスルの機能低下による肩関節周囲炎
肩関節は、非常に複雑で可動域の広い関節です。この肩関節の安定性を保つ上で不可欠なのが、深層にあるインナーマッスル、特に回旋筋腱板と呼ばれる小さな筋肉群です。これらの筋肉は、肩をあらゆる方向にスムーズに動かすとともに、関節を正しい位置に保つ重要な役割を担っています。
しかし、運動不足や加齢、特定の動作の繰り返しなどにより、このインナーマッスルの機能が低下すると、肩関節の安定性が損なわれます。すると、肩の動きを補うために、アウターマッスルと呼ばれる表層の大きな筋肉に過剰な負担がかかり、結果としてインナーマッスルや周辺組織に炎症や微細な損傷が生じやすくなるのです。このバランスの崩れが、肩関節周囲炎の発症に深く関わっています。
3.3 使いすぎや炎症による肩関節周囲炎
肩関節への過度な負担、いわゆるオーバーユースも肩関節周囲炎の主要な原因の一つです。スポーツでの投球動作や、重いものを繰り返し持ち上げる作業、あるいは特定の腕の動きを長時間続けることなどによって、肩関節周辺の腱や関節包に微細な損傷が蓄積されることがあります。
これらの微細な損傷が修復されずに放置されると、次第に炎症を引き起こし、痛みや可動域の制限へと発展します。特に、炎症が慢性化すると、夜間痛として現れることも多く、日常生活に大きな支障をきたします。肩関節周囲炎は、このような炎症が関節包や腱板、滑液包といった肩関節を構成する組織全体に広がることで発症すると考えられています。
4. 整骨院が推奨する原因別肩関節周囲炎ストレッチ
肩関節周囲炎の改善には、その原因に合わせた適切なストレッチが非常に重要です。当整骨院では、患者様一人ひとりの状態を詳しく見極め、根本的な原因にアプローチするためのストレッチをご提案しています。ここでは、主な原因別に効果的なストレッチをご紹介します。
4.1 姿勢改善のための肩関節周囲炎ストレッチ
猫背や巻き肩など、姿勢の歪みは肩関節に大きな負担をかけ、肩関節周囲炎の一因となります。正しい姿勢を取り戻すことで、肩への負担を軽減し、症状の改善を目指します。
4.1.1 胸郭を広げるストレッチ
胸郭が硬くなると、肩甲骨の動きが制限され、肩関節に負担がかかりやすくなります。胸郭を広げることで、呼吸が深くなり、肩甲骨の動きがスムーズになります。
- タオルを使った胸開きストレッチ フェイスタオルなどを両手で持ち、背中で左右の肩甲骨を寄せるようにしながら、ゆっくりと腕を後方に引きます。このとき、胸を大きく開くことを意識してください。無理のない範囲で10秒から20秒キープし、ゆっくりと戻します。数回繰り返しましょう。
- 壁を使った胸郭ストレッチ 壁の角に片手を置き、体を少し前に傾けることで、胸の筋肉を伸ばします。腕は肩の高さか少し上に置き、胸が伸びるのを感じながら20秒から30秒キープします。左右交互に行い、呼吸を止めずにリラックスして行うことが大切です。
4.1.2 肩甲骨周りを緩めるストレッチ
肩甲骨の動きが悪いと、肩関節の可動域が狭くなり、痛みが生じやすくなります。肩甲骨周りの筋肉を緩めることで、肩全体の柔軟性を高め、血行促進にもつながります。
- 肩甲骨回し 両手を肩に置き、肘で大きく円を描くように肩甲骨を回します。前から後ろへ、後ろから前へと、それぞれ5回から10回程度、ゆっくりと大きく回しましょう。肩甲骨が動いていることを意識しながら行うとより効果的です。
- 腕を組んで背中を丸めるストレッチ 両手を体の前で組み、手のひらを外側に向けて腕を前方に伸ばします。同時に背中を丸め、肩甲骨の間を広げるように意識します。首の力を抜き、肩甲骨がじんわりと伸びるのを感じながら15秒から20秒キープします。
4.2 インナーマッスルを強化する肩関節周囲炎ストレッチ
肩関節の安定性には、深層にあるインナーマッスルが重要な役割を果たしています。これらの筋肉が弱まると、肩関節が不安定になり、痛みや炎症を引き起こしやすくなります。インナーマッスルを強化することで、肩関節の安定性を高め、再発予防にもつながります。
4.2.1 ローテーターカフを意識したストレッチ
ローテーターカフ(回旋筋腱板)は、肩関節を安定させる重要な筋肉群です。これらの筋肉を意識的に動かすことで、肩関節の適切な位置を保ち、負担を軽減します。
- チューブを使った内外旋運動(軽い負荷で) 軽いゴムチューブやタオルなどをドアノブなどに固定し、チューブの端を片手で持ちます。肘を90度に曲げ、脇を締めた状態で、ゆっくりと腕を外側に開く(外旋)または内側に閉じる(内旋)運動を行います。肩に痛みを感じない範囲で、ゆっくりとコントロールしながら行うことが重要です。それぞれ10回から15回程度繰り返しましょう。
- 腕を体側に固定しての回旋運動 横向きに寝て、肘を90度に曲げ、上腕を体側に固定します。ダンベルやペットボトルなどの軽い重りを持ち、ゆっくりと腕を外側に開く(外旋)運動を行います。肩甲骨が動かないように、肩関節だけを動かすことを意識してください。10回から15回程度繰り返しましょう。
4.2.2 肩甲骨の安定性を高めるストレッチ
肩甲骨が不安定だと、肩関節の動きに連動して適切な位置を保てず、インナーマッスルへの負担が増大します。肩甲骨を安定させる筋肉を強化することで、肩関節の正しい動きをサポートします。
- 肘を引く運動(シーテッドローイング) 椅子に座り、背筋を伸ばします。両腕を前に伸ばし、手のひらを下に向けてから、ゆっくりと肘を後ろに引いて肩甲骨を中央に寄せます。このとき、肩がすくまないように注意し、肩甲骨の動きを意識してください。10回から15回程度繰り返しましょう。
- Y字・T字運動(うつ伏せで) うつ伏せになり、両腕を頭上に向けてY字に広げる、または真横にT字に広げます。手のひらを下に向けて、ゆっくりと腕を床から少し持ち上げ、肩甲骨を寄せるように意識します。首や腰に負担がかからないように注意し、無理のない範囲で行ってください。それぞれ10回から15回程度繰り返しましょう。
4.3 炎症を抑え可動域を広げる肩関節周囲炎ストレッチ
肩関節周囲炎の急性期や痛みが強い時期には、無理な動きは避けるべきですが、適切なストレッチで関節液の循環を促し、徐々に可動域を広げていくことが大切です。痛みのない範囲で、ゆっくりと慎重に行うことが最も重要です。
4.3.1 無理なく動かす振り子運動
痛みがある時期でも比較的安全に行えるストレッチです。肩関節への負担を最小限に抑えながら、関節液の循環を促し、可動域の維持・改善を目指します。
- コッドマン体操(振り子運動) テーブルや椅子の背もたれに健康な側の手をつき、体を前かがみにします。肩の力を抜き、患側の腕をだらんとぶら下げ、重力に任せてゆっくりと前後に振ったり、左右に振ったり、円を描くように回したりします。腕の重みで自然に動かすことがポイントで、肩の筋肉で動かそうとしないようにしてください。数分間、心地よいと感じる範囲で行いましょう。
4.3.2 壁を使った肩関節周囲炎ストレッチ
壁を利用することで、自分のペースで安全に、段階的に肩の可動域を広げることができます。特に、腕を上げる動作が難しい場合に有効です。
- 壁を這うように腕を上げるストレッチ 壁に向かって立ち、患側の手のひらを壁につけます。痛みのない範囲で、指で壁をゆっくりと這うようにして、腕を上に上げていきます。肩に痛みを感じたら、その場で止めて深呼吸し、ゆっくりと元の位置に戻します。徐々に上げられる範囲を広げていくことを目標に、10回程度繰り返しましょう。
- 壁を使った外旋ストレッチ 壁の横に立ち、患側の肘を90度に曲げて、手の甲を壁につけます。肩甲骨を寄せるように意識しながら、ゆっくりと肘を軸に手の甲を壁に沿って外側に滑らせていきます。痛みを感じない範囲で、じわじわとストレッチを深めてください。15秒から20秒キープし、数回繰り返します。
4.4 肩関節周囲炎ストレッチを行う際の注意点
ストレッチは肩関節周囲炎の改善に有効ですが、誤った方法で行うと症状を悪化させる可能性もあります。安全かつ効果的に行うための注意点を守ることが大切です。
4.4.1 痛みを我慢しないことの重要性
ストレッチ中に「痛気持ちいい」と感じる程度は問題ありませんが、強い痛みを感じる場合はすぐに中止してください。無理に痛みを我慢して行うと、炎症を悪化させたり、新たな損傷を引き起こしたりする可能性があります。ストレッチはリラックスして行うことが重要ですので、痛みが強い場合は、まずは整骨院にご相談ください。
4.4.2 継続することのメリット
ストレッチは一度行っただけでは効果を実感しにくいものです。毎日少しずつでも継続することで、徐々に筋肉の柔軟性が高まり、関節の可動域が広がっていきます。継続することで、症状の改善だけでなく、再発予防にもつながります。毎日の習慣として取り入れ、根気強く続けることが改善への近道です。
5. ストレッチだけでは不十分な場合 整骨院での施術
肩関節周囲炎の改善には、ご自宅でのストレッチも大変重要です。しかし、痛みが強い場合や、長期間症状が続いている場合には、ストレッチだけではなかなか改善が見られないこともあります。
そのような時には、整骨院での専門的なアプローチが有効です。整骨院では、患者様一人ひとりの状態を詳しく検査し、手技療法や物理療法を組み合わせることで、痛みの根本原因に働きかけ、より効果的な改善を目指します。
5.1 整骨院で行われる肩関節周囲炎の専門的な検査
整骨院では、患者様のお悩みに寄り添い、肩関節周囲炎の正確な状態を把握するための専門的な検査を行います。これにより、痛みの原因や肩の可動域制限の程度を詳しく調べ、お一人おひとりに最適な施術計画を立てることが可能になります。
単に痛い部分を施術するのではなく、身体全体のバランスや姿勢も考慮しながら、肩関節周囲炎を引き起こしている根本的な要因を見つけ出します。
| 検査項目 | 目的 |
|---|---|
| 問診 | 痛みの始まり、症状の経過、日常生活での困りごと、既往歴などを詳しくお伺いし、症状の背景を把握します。 |
| 視診 | 姿勢の歪み、肩の高さの左右差、筋肉の張り具合など、視覚的に身体の状態を観察します。 |
| 触診 | 痛みの部位、筋肉の硬さ、関節の熱感などを実際に触れて確認し、炎症や筋肉の緊張度合いを評価します。 |
| 可動域検査 | 肩の上げ下げ、回旋など、様々な方向への動きの範囲を測定し、どの動きが制限されているか、どこで痛みが生じるかを特定します。 |
5.2 手技療法や物理療法による根本改善
詳細な検査結果に基づき、整骨院では患者様の状態に合わせた手技療法や物理療法を組み合わせ、肩関節周囲炎の根本改善を目指します。これらの施術は、痛みを和らげるだけでなく、肩の動きをスムーズにし、再発しにくい身体づくりをサポートするために行われます。
5.2.1 手技療法
手技療法では、施術者が直接手を使って、硬くなった筋肉を丁寧にほぐし、関節の動きを妨げている歪みを調整します。肩関節だけでなく、肩甲骨や背骨、首など、肩の動きに関連する周囲の筋肉や関節のバランスを整えることで、肩関節にかかる負担を軽減し、自然治癒力を高めます。
筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、痛みの軽減や可動域の改善につながります。
5.2.2 物理療法
物理療法は、温熱や電気刺激などを利用して、患部の血行促進、痛みの緩和、筋肉の緊張緩和を目的とする施術です。炎症を抑え、組織の回復を促す効果が期待できます。
例えば、温熱療法で深部まで温めることで筋肉の柔軟性を高めたり、電気療法で神経や筋肉に働きかけ、痛みの信号を抑制したりします。手技療法と併用することで、より効果的な改善が期待できます。
5.3 再発予防のための生活指導
肩関節周囲炎の改善は、整骨院での施術だけでなく、日常生活での意識や習慣も非常に重要です。施術で整えた良い状態を長持ちさせ、痛みの再発を防ぐために、整骨院では患者様一人ひとりに合わせた丁寧な生活指導を行います。
5.3.1 正しい姿勢と動作のアドバイス
日常生活における座り方や立ち方、重い物の持ち方など、肩に負担をかけにくい正しい姿勢や動作について具体的にアドバイスします。特にデスクワークが多い方や、特定の動作を繰り返す方には、作業環境の改善提案や、こまめな休憩の取り方なども指導し、肩への負担を最小限に抑える方法をお伝えします。
5.3.2 自宅でできるセルフケアの指導
ご自宅で継続できる簡単なストレッチや体操を、患者様の現在の状態やライフスタイルに合わせて指導します。これにより、ご自身で身体のケアができるようになり、施術の効果を維持しながら、肩の柔軟性や筋力を保つことが可能になります。
5.3.3 睡眠や栄養に関するアドバイス
身体の回復には、十分な睡眠とバランスの取れた栄養摂取も欠かせません。質の良い睡眠は筋肉の修復を促し、炎症を抑える効果が期待できます。また、身体の組織を作るための栄養素をしっかり摂ることも重要です。身体の内側からも健康をサポートできるよう、生活習慣全般にわたるアドバイスを行います。
6. 日常生活でできる肩関節周囲炎の改善策
6.1 正しい姿勢を意識する
肩関節周囲炎の改善には、日頃からの正しい姿勢の意識が非常に大切です。特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などで猫背や巻き肩になりがちな方は注意が必要です。
猫背や巻き肩は、肩甲骨の位置をずらし、肩関節への負担を増加させます。これにより、肩周りの筋肉が常に緊張し、血行不良や炎症を引き起こしやすくなります。
日常生活で意識していただきたい姿勢のポイントは以下の通りです。
| 項目 | 意識するポイント |
|---|---|
| 頭の位置 | あごを軽く引き、頭のてっぺんが天井から引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばします。 |
| 肩の位置 | 肩の力を抜き、耳と肩の距離を離すように意識します。 |
| 肩甲骨 | 軽く肩甲骨を背骨に寄せるように意識し、胸を張ります。 |
| 骨盤 | 座っているときは、骨盤を立てて座るように心がけ、背骨の自然なS字カーブを保ちます。 |
これらの意識を継続することで、肩関節への負担が軽減され、症状の緩和や再発予防につながります。
6.2 肩を温める習慣
肩関節周囲炎のつらい痛みやこわばりには、肩を温める習慣が非常に有効です。温めることで、血行が促進され、硬くなった筋肉がほぐれやすくなります。
血行が良くなると、炎症物質の排出が促され、酸素や栄養素が患部に届きやすくなるため、組織の修復や痛みの緩和に役立ちます。また、筋肉の柔軟性が高まることで、ストレッチの効果も向上しやすくなります。
具体的な温め方としては、以下のような方法があります。
- 入浴: 湯船にゆっくり浸かり、全身を温めることで、肩周りの血行も促進されます。
- 蒸しタオル: 濡らしたタオルを電子レンジで温め、患部に当てることで、じんわりと温まります。火傷には注意してください。
- 使い捨てカイロ: 直接肌に貼らず、衣類の上から使用し、低温やけどに注意しながら活用します。
- 温湿布: 薬局などで手軽に入手できる温湿布も、患部を温めるのに役立ちます。
ただし、炎症が強く、熱を持っている時期には、無理に温めるとかえって症状が悪化する場合がありますので、そのような場合は専門家にご相談ください。
6.3 適切な休息と栄養
肩関節周囲炎の回復には、適切な休息とバランスの取れた栄養が不可欠です。体が疲れていると、回復力も低下し、痛みが長引く原因となります。
十分な睡眠は、体の修復機能を高め、炎症を鎮めるために非常に重要です。睡眠不足は、痛みを感じやすくしたり、ストレスを増加させたりすることもありますので、質の良い睡眠を心がけましょう。
また、食事にも気を配ることで、体の中から回復をサポートできます。特に、以下の栄養素を意識して摂取することをおすすめします。
| 栄養素 | 期待できる効果 | 多く含まれる食品 |
|---|---|---|
| タンパク質 | 筋肉や組織の修復、再生に必要不可欠です。 | 肉、魚、卵、大豆製品(豆腐、納豆など) |
| ビタミンC | コラーゲンの生成を助け、組織の回復をサポートします。 | 柑橘類、ブロッコリー、パプリカ、イチゴ |
| ビタミンD | 骨の健康維持や免疫機能の調整に関与します。 | 魚(サケ、サンマ)、きのこ類、卵黄 |
| カルシウム | 骨の健康を保ち、筋肉の正常な機能にも関わります。 | 牛乳、ヨーグルト、小魚、緑黄色野菜 |
| オメガ3脂肪酸 | 抗炎症作用が期待でき、炎症の緩和に役立ちます。 | 青魚(サバ、イワシ)、アマニ油、えごま油 |
偏りのないバランスの取れた食事を心がけ、体を内側からサポートすることで、肩関節周囲炎の改善を促進し、より早く元の生活に戻れるようになります。
7. まとめ
肩関節周囲炎は、日常生活における姿勢の歪みやインナーマッスルの機能低下、炎症など、複数の要因が絡み合って発症することが少なくありません。一時的な痛みの緩和だけでなく、根本的な原因にアプローチすることが、つらい症状からの解放と再発予防には不可欠です。本記事でご紹介した原因別ストレッチも有効ですが、ご自身の状態に合わせた適切なケアのためには、専門家である整骨院のサポートが大きな力となります。私たちは、丁寧な検査と専門的な施術を通じて、皆様の健康を支えたいと考えております。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。
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